議会運営が後退?

2018年5月8日

 現在、江戸川区議会の構成は、自民党17人、公明党13人、共産党5人、民主党4人、生活者ネット・無所属クラブ3人、無所属の一人会派が2つという内容です。議会の決定は、賛成多数の意見ですすめられることなので、この構成人数からも明らかなように、自民党と公明党でほとんどのことが決められてしまいます。まさに、国会の自公体制が、そのまま江戸川区議会に持ち込まれている状況です。
 すでに報告したように、生活者ネットはこれまで民主党と合同会派を組んでいましたが、会派における意見の相違や議会運営面でも考え方の違いが生じてきたために会派を解消し、無所属の木村長人さんと3人で新会派を結成しました。
 そこで、これまでの4人以上を「交渉会派」(正式な会派として認められる)として認められていたものを、議員定数が大幅に削減されたこともあるので、「交渉会派」の条件を3人以上にすることを要望しました。また、本会議での質問時間は、一人あたり4.8分として会派の時間が計算され、小数会派には現在加算されない基礎時間(交渉会派では20分ある)を認めることを要望しました。質問時間については、自民党以外の会派は認めるとの意見でしたが、ここでは多数決は行われず、自民党の意見が優先されたため基礎時間は認められず、15分が会派の持ち時間となりました。しかも、持ち時間が決まったのは、本会議の初日でした。

 大きな意味での議会改革どころか、こうした議会運営における一つひとつの約束事でさえ、決める過程において会派主義が横行し少数意見が排除されることは問題です。自公だけの意見で、がんじがらめの議会運営がまかり通ることは、民主主義の下の議会ではあってはならないことです。自治体議会によっては、議会全体で報告会を開催したり、議会運営条例を議員提案で成立させたりと、活発に改革がすすめられている状況です。しかし、江戸川区議会は、以前の区議会と比べても、さらに後退している状況です。大問題!です。
 誰のほうを向いて議会があるのか?当然、区民の方を向き、前向きに議会改革をすすめていくべきです。また、2人の議員を出している生活者ネットとしても、あきらめず議会改革に取り組んでいきます。