江戸川区職員の収賄事件について

2018年5月8日

〜議会にも特別委員会が設置されることになりました〜

江戸川区の職員が、学校校舎外壁舗装工事に関わる塗装業者から、400万円の賄賂を受け取っていたとして逮捕されました。区内の業者20社で構成する「江戸川区塗装研究会」が、事実上談合組織として存在し、そこに対して区の職員から発注工事の情報が流れ、工事予定価格を算出する際にも深く関わっていたとされています。
工事関係の業者発注に関して、江戸川区の考え方としては、区内業者の育成と支援に重点をおきながらも、電子入札制度を導入し透明性と公正性の確保を求めてきたところです。何が原因で起きた不祥事であるのかしっかり究明する必要があります。

この問題に関しては、以前からも議会側から指摘してきた経緯がありますが、しっかりとした確証がなくそのままにされてきました。その中で起こった出来事であると考えると、行政の怠慢とモラルの欠如が大きな原因ではないかと思わざるを得ません。毎日のようにマスコミを賑わす公務員などの不祥事を聞くに時に、職員のあり方についても再確認することが重要だと感じます。再発防止を目的とする区長を中心とする「汚職根絶対策会議」が立ち上がり、原因究明も含め今後の入札制度のあり方が見直されることになります。さらに、区の事業を委託する際には、何を最重要視すべきなのか、入札制度だけに限らず、民間業者への事業委託などに関しても再点検が必要です。

一方で、10月31日に、急遽臨時議会が開催されることになり、議会として原因究明と入札制度の改革を推進するための特別委員会が設置されることになりました。行政のあり方をチェックする役割を担う議会として、これまで、ある意味放任してきたと言わざるを得ないことを反省して、本来の役割を果たすべきだと考えます。また、特別委員会の内容などは、随時報告していきたいと思います。