多摩川源流の森を歩く

2018年5月8日

私のまちの川調査企画に参加

→鶴寝山の山頂にて。松姫峠からの、牛が寝ている姿にもたとえられる尾根づたいのハイキングコースは、初心者でも歩きやすく、水源の森が満喫できます。ちょっと先には、樹齢推定250年といわれる巨木・松鶴のブナが。
江戸川ネットも参加している、生活クラブ運動グループ地域協議会では、この夏「私のまちの川調査」を東京都内全域で行いました。江戸川区内でも、川の学習会や水辺の楽校の企画実施、また、荒川、江戸川、新中川、新川、左近川や親水公園など、13箇所で一斉水質調査を行いました。(HPでも報告)特によかったこととして、小学校高学年の子どもたちの参加があったことで、キッドを使った水質調査の経験だけでなく、川の生物などへの関心の高さも感じられ、たくさんの意見や感想が寄せられました。
8月28日には、今回の全体調査を企画したチーム(藤居もチームメンバー)主催の「多摩川源流の森を歩く」企画に参加してきました。玉川上水駅を8時にバスで出発(西葛西を6時すぎに出発)、マイクロバスで多摩川源流に位置する、山梨県小菅村を訪ねました。現地では、多摩川源流研究所の職員の方々が案内役を勤めてくださり、松姫峠から牛の寝ハイキングコースを歩き鶴寝山山頂(相模川と多摩川の分水嶺にあたる)で昼食をしてもどるというコースでした。途中で説明を聞きながら歩くので、ゆっくりと森の空気を吸い、草木の様子を観察することができ、まさに自然を満喫した体験でした。

森の中の様子は、少し薄暗く湿気がありひんやりとしています。薄暗いのは太陽の光が射さないからですが、間伐をするなど手を入れる必要があり、このままでは森は死んでしまい水源の役割を果たせなくなると説明がありました。以前は、木そのものよりも軽いということで、山の中での木炭作りも行われていたそうですが、山や森を守るためにも木製品などを見直すことも必要です。
江戸川区のように、下流に住んでいると森と川の関係を実感することはありませんが、源流の様子を見ることは、そこに貯まった水が湧き出て川に注ぎ込み、大河につながることが理解でき、森と川の関係や水の循環までもが実感できます。

江戸川ネットでは、江戸川を流れる荒川の源流である、埼玉県大滝村の源流ツアーを企画しました。ぜひ、この機会にご参加ください。詳しくは江戸川ネットトップ面に掲載しています。

↓下の写真は・・
薄暗い森の木々の根元、こけのあいだに幽霊のようなギンリョウソウを見つけました。
霧のなかにたたずむ森。ブナ、イヌブナ、ミズナラ、コナラ、リョウブ、ハリギリ、ホウノキ、など、覚えきれないほどの種類の木が、水源の森を構成しています。